SUBJECT
スタジオ名「ufotable」の由来
DATE
3月23日

現在、ユーフォーテーブルは東京国際アニメフェアにブースを出展中です。
今年は「桜の温度」の原画やコンテ、キャラクター表といったプリプロダクションの展示と、
プロモーションビデオの公開をメインプログラムとしています。
ビジネスデイは打ちあわせすることも多いので、「UFOテーブル」を持込みました。
要は打合せ用のテーブル扱いでの持込みなのですが、ギガジンさんがその「UFOテーブル」を取り上げてくれたようなのでこの機会に、スタジオ名の由来についてお話しします。

スタジオを始める段階でまだこのテーブルを所有していませんでした。
その時、10数年前ですね、よく自分に言い聞かせていたことが、
“やりたことがあったらとにかく人に話しして、かつ行動し、具体的にする”ということ。
「100人に言ったら叶う」とよく言うじゃないですか。アイデアを横取りされるとか、を恐れず、
がんがん人にしゃべって、がんがん動く。 実際は、言うはやすしで100人に考えを伝えるのは困難です。
「欲しいもの」も同様で何人にも言っておけば手に入るかなぁーと思って、色んな人に
このテーブルのことを話ししていました。

ユーフォーテーブルとして最初の作品となる「うたまるくん」を作っている時かな、まだスタジオ名もなく制作にとっかかっていました。 制作をはじめたとはいえ、スタジオというスタジオもなく、友達の3DKの一部屋を間借りしてやっていたわけですが、なんとか完成。
やっと請求書を出せることになりましたが、スタジオ名もない。銀行口座も作らないといけない。
その時に自分が常に思ってることから連想して、思い出したのがこのテーブルの存在でした。
「やりたいことを人に伝えていこう」そういう気持ちがこのスタジオ名には込められています。
それに、テーブルって人が集まる場所だから、それはいいなぁーとも思いました。
映像作りはなんといっても団体作業ですから。

それから何年かして、よく通っていた家具屋さんから連絡が入りました。フランスのコレクターが「UFOテーブル」を所有していて譲ってもいいという。 電話口で、「買いますっ!」と即答。そう答えたのはいいのだけど、値段を聞くのも忘れて後でビックリしたことを思い出します。
これがスタジオ名を決めるまでの経緯です。
この名前のおかげか、「やりたいことはとにかく人に伝える」ということは今も実践しています。
今後も変わらず続けていかねばですね。

東京アニメフェアに話しを戻せば、土曜からの一般デイは徳島にある「Fate/Zero」ショップでしか売ってないグッズも販売しますのでご利用頂けると嬉しいです。
よかったら、色んな気持ちが詰まった「UFOテーブル」も一緒にご覧ください。


*家具の「UFOテーブル」というのはあくまでも愛称で英語とカタカナをあわせて表記されることが多いので今回のコラムもそれに準じました。


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