作品紹介
1974年、ニューヨーク。デュフレーヌ画廊で働き始めたジェームスは、個展を開くダリのアシスタントを務めることになる。憧れの芸術家ダリと妻のガラに気に入られたジェームスは、奇想天外なダリの世界へ招き入れられ有頂天になる。
だが、個展は3週間後に迫っているのに、ダリはパーティー三昧の日々を送り、作品は1枚も仕上がっていない。すると突然、ガラが金のために描けとブチギレ、ダリはジェームスの目の前で傑作を完成させる。
個展終了後もジェームスはダリのために働くことになり、ダリの故郷のポルト・リガトへ渡り、画家の原点に触れるという新たな感動に震えるが、そこにはさらに不思議で危うい〈ダリ・ランド〉が待ち受けていた──。