作品紹介
聴覚障がいを持つソ・ジュヨンはある日、妹のジュヒが住んでいた団地から突然失踪したと知らされる。2人は以前一緒に暮らしていたが、ジュヒは騒音が聞こえると言い始め、ジュヨンには補聴器を付けてもその騒音が聞こえず、食い違いから喧嘩になったきり会っていなかった。
ジュヒの部屋に入ると天井にはびっしりと防音シートが敷き詰められていた―直後、尋ねてきた隣人に「夜は静かにしてもらえますか、これ以上うるさくしたらその口を裂く」と脅される。しかし、ジュヒが失踪した後の部屋には誰も居ない…。
妹が見つかるまで部屋に泊まる事にしたジュヨンは、補聴器を介して奇妙な音が聞こえ始める。やがて音だけでなく何かの存在も感じるようになり…これらは妹の失踪に関係しているのか、それとも―。




